MRI検査
MRI検査の特徴
AVANTO シーメンス製
操作室
MRIは大きな磁石と電波を使った放射線を使わない安全で苦痛のない、患者さんに優しい画像診断検査です。以前の装置とくらべて、静かで検査時間が短くなりました。
また、開口部が広く奥行きが短いガントリデザインによって、患者さんは圧迫感を抱くことなく、リラックスして検査を受けていただけます。画質も以前より高画質、高精細の画像を提供でき様々な最新鋭のデータ処理にも対応しております。
検査で使う電波はラジオやテレビの電波と同じで人体に影響はありません。
MRI検査とはどんな検査?
- MRI装置は中心に体の入る穴のあいた大きな磁石とお考えください。
この大きな穴の中に体を入れてそれからFMラジオに用いられる電波を体に当てて、
体の中の様子を画像化する検査です。
体のタテ、ヨコの輪切りの鮮明な断層写真が撮影でき、診断に大変役立つ検査です。
MRI検査を受けるに当たって事前の注意事項
- 検査当日の食事は普通におとりください。腹部検査や造影検査などの場合は食事を控えていただくこともあります。
- 服用中のお薬は医師からの指示がない限り通常通り服用してください。
- 次のような方は検査ができない場合もありますので、事前にお知らせください。
- 心臓ペースメーカーを入れている方
- 手術で脳動脈クリップや人工関節などの金属が体内にある方
- 妊娠中もしくは妊娠している可能性のある方
- 閉所恐怖症など狭い場所が苦手な方
検査前の準備
- 金属は検査の妨げになりますので、次のものは取りはずしてください。
- 貴金属:時計、指輪、ネックレス、イヤリング、ピアス、ヘアピンなど
- 入れ歯、メガネ、補聴器、など
- 金属のついている下着(ブラジャー、ボディスーツなど)
- 化粧品(マスカラなど)の中には金属を含んでいるものがあるため化粧を落としていただくことがあります。
検査開始、検査中のお願い
- 検査時間は目的や部位によって異なりますが、通常30分くらいです。
- 検査中は痛みを伴いませんので、動かないようにしてください。
- 検査中はMRI装置から連続的にドンドンドン、ガンガンガンと大きな音がしますが心配ありません。
検査終了後は?
- 普段通りの生活を送ってください。
- 検査の結果は主治医が説明しますので指定された日時に来院してください。