当院は2007年よりマンモグラフィ検診施設に認定されており、マンモグラフィ認定技師が撮影しています。
撮影したマンモグラフィの読影(画像診断)は、見落としのないように、認定を持った 放射線技師 放射線科医 でチェックを行っています。
撮影には、女性技師も在籍していますので、どなたでも安心して検査を受けて頂くことができます。
京都市のマンモグラフィ検診の受診料は1300円です。
また、『女性特有のがん検診推進事業』として京都市から一定の年齢の方に無料クーポン券の配布も行われています。
クーポン券をお持ちの際はぜひご利用ください。
当院はマンモグラフィ市民検診の実施病院に指定されています。
つぎに、市民検診の流れを下の図を使って、かんたんに説明します。
検査は月曜日から土曜日の午前中におこなっております。
お気軽に受付までお問い合わせください
京都南病院 (075) 312-7361
おっぱいのしこりや痛み、腕を上げたときの違和感、張りや赤み、分泌物など気になることはありませんか?
ほんのささいなことでも気になれば、お気軽に乳腺専門外来にご相談ください。
医師 | 受付時間(診察時間) | |
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木 | 廣間医師 | 13:30~16:00(14:00~) |
撮影装置はデジタルマンモグラフィ装置です。
※2020年5月上旬に装置を更新しました。
(Cannon MGU-1000D Pe・ru・ru)
乳がんと診断される女性の割合(罹患率)は年々増加傾向にあり、現在では日本人女性の約9人に1人が乳がんと診断されています。
乳がん患者数は30代から増えはじめ、60歳前後でピークをむかえますが、それ以外の年齢でも増加しています。
マンモグラフィとは、乳房のエックス線撮影のことです。
乳房はやわらかい組織なので、専用の装置を使って撮影します。
検査時間は左右乳房2方向の撮影で更衣からフィルム確認終了まで含めて約10~15分ほどです。
乳腺や脂肪、血管の重なりをなくして鮮明な写真を撮影するために圧迫して撮影します。(1回の撮影における圧迫時間は10秒程度です)
触診ではわからない乳房の小さな腫瘤や病変、また自覚症状のない初期段階でも見つけることのできるとても重要な検査です。
マンモグラフィ撮影では乳房を圧迫板でやや強めに押さえ、平たく引きのばします。
これは、診断に必要な良い写真を撮るためにとても重要なことです。
乳房は立体的で厚みもあり、そのまま撮影すると乳線や脂肪、血管などの重なりで、実際に腫瘍があっても写し出されないことがあるからです。
また、厚みがうすくなることで被曝線量も少なくする効果もあります。