当院はTOSHIBA社製Aquilion CX 128列マルチスライスCTを導入致しました。
従来のCTよりも細かいスライスでのスキャンにもかかわらず、撮影時間が短くなって呼吸停止も以前より楽になりました。
また空間分解能と密度分解能が良くなり、短時間で精度の高い診断が可能になりました。
血管を描出するのだけなら今までの約半分の造影剤量でも診断できます。
マルチスライスCTはX-Y-Zの3軸で等方向性を持った撮影が可能であり、レントゲンでは捉えられない角度や、必要な部分を描出した断面も作成可能です。
ワークステーションの導入により大量のデータをストレスなく解析でき、冠状動脈の狭窄部位が検出できます。
CT検査室では、患者さんの病状等に応じて必要な画像処理をする事で、医師が患者さんに分かりやすく説明させて頂けます。
また、ご不明な点やご質問等ございましたら放射線科までお問合わせください。